桂 望実

 

石附硝子の本棚 桂望実

映画で有名になった「県庁の星」といえば、あ、あの人ねと分かる人が多いのないでしょうか。まさに本の世界もストーリー優先で読みやすいし内容も深く、読んだ後の読後感が何ともさわやか。

「LadyGO」という本は、ひとりの派遣社員の女性が、お金欲しさに、キャバクラ嬢に変身を遂げてお店でNo.1に成長していくストーリーなのですが、これが、まさに見事。まるで、ビジネス本か、自己啓発本かと疑うような、思わず、こまめにノートにチェックしながら読んでいました。 

<おすすめの一冊>「死日記」(小学館文庫)

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